増毛町 大暁寺副住職 藤 法順師をお迎えして、

1月の常例法座を勤めました。

如来の作願(さがん)をたづぬれば、煩悩の有情(うじょう)を捨てずして、回向(えこう)を首(しゅ)としたまひて、大悲心(だいひしん)をば成就せり。

意味…なぜ阿弥陀さまが苦悩の私を救おうと願いをたててくださったのかと尋ねれば、悩み苦しみ悲しんで不安の中にある私を捨てることはできないと、ただ私に仏の功徳を与えることを第一に考えて、南無阿弥陀仏という六字のお名号で私の苦悩を解き放つという大きな慈悲を完成されたのだとおっしゃいます。

投稿者プロフィール

honseiji